【AWS】EC2にWindows Serverの日本語版のインスタンスを作成する方法
こんにちは、うえじゅんです。
今日も元気にニッチな記事を書きたいと思います。
なぜそんな記事を書くかというのは自分が苦戦したのできっと他の誰かも苦戦するだろうなと思うので、そんなあなたのために書くのです( ー`дー´)キリッ
(きっと半年後に忘れているだろう自分のためにってのが一番大きいかもしれませんw)
け、決してブログの件数を稼ぐ作戦じゃないんだからね(・_・;)
インスタンスを探す
普通にWindows Serverのインスタンスを作成しようとすると以下のものが見つかります。
[English]とか[Multi-Lang]って書いてありますね。
普通に作成しようとすると見つからないのです。(Windows Server 2008には[Japanese]が1つありますが)
要するに検索方法さえわかっていればいいだけなのです。
「Communitiy AMIs」のタブに移動して検索してみましょう。
検索ワードは「Windows_Server-2012-RTM-Japanese」と入力してみましょう。
Windows Server 2012の各種エディションの日本語版が見つかりましたね。
他にも検索ワードは「Windows_Server-2008-R2_SP1-Japanes」と入力してみましょう。
今度はWindows Server 2008の各種エディションの日本語版が見つかりましたね。
なぜ日本語版のインスタンスを作成する必要があるのか
マルチランゲージ版のインスタンス、英語版のインスタンスどちらを入れても後から日本語に変えることはそんなに難しくないですよね。
だったら、それでいいじゃんって思われるかもしれません。
なぜデフォルトが日本語版が欲しいのか、それはSQLServerを利用する場合にシステムのデフォルト参照順序を日本語を対応できるようにしたいからです。
マルチランゲージまたは英語版のSQLServerがセットされているWindows Serverのインスタンスを作成すると、システムのデフォルト参照順序は、「SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS」となってしまいます。
これが日本語がデフォルトのOSですと「Japanese_CI_AS」になるため、日本語での利用が可能なのです。
(ちなみに、データベースの参照順序は後ほど変更可能ですが、システムのデフォルトは変更できません)
いつか誰かの役に立つことを信じて今回はこれにて!